BLARE FEST 2020に行くならPTPを観ろ
Pay money To my Pain(略称はPTP)それは私にとってCDでしか聴けないアーティストであった。
なぜかといえば私がPTPを知った時には活動休止していたからである。
coldrainは好きだけどPTPをあまり聴いていなかったお客さんにもPTPを観てほしい。そんな思いで書く記事です。
※PTPを中心に書いた記事ということを予めご了承ください。
Pay money To my Painについて
まずはPay money To my Painについて。
2004年に結成されたラウドロックバンドです。今でこそcordrainやSiMなどたくさんのラウドロックバンドがいますが当時は多くなく、ラウドロックの先駆けとなったバンドです。2006年にシングル「Drop of INK」をリリースし、そこから2007、2009、2011と3枚のオリジナルアルバムをリリースし活動の幅を拡大させていきます。が、そんな中2012年12月30日ボーカルのKが急性心不全のため逝去されました。
そして2013年12月30日Zepp TokyoにてKのボーカルトラックに合わせてPABLO(gt)、ZAX(dr)、T$UYO$HI(ba)がライブをし、活動を休止しました、、、
そんなPTPがcoldrainの大舞台で復活します。どのようにライブを行うのかわかりませんが、単純にライブがあるだけで私は嬉しいです!
coldrainとPTP
coldrainのR×Y×Oは
俺たちcoldrainは、P.T.Pが居なかったら今ここに存在していなかったかもしれない。
一番近くて一番大きい壁に出会った。
P.T.Pの皆の背中を見て、早く追い付きたい、
早くまともに戦えるようになりたいとずっと思ってた。
失ってしまったものはあまりにも大きい。
だけどP.T.Pの灯火は絶対に消えない。
消える訳がない。
俺は勝手にP.T.Pの意志を受け継いでるつもり、P.T.Pの皆に怒られようともね。笑
とKにむけてコメントしています。
http://www.paymoneytomypain.com/voice.phpから抜粋
MasatoはKの逝去後に発売したアルバム「gene」の8曲目でボーカルとして参加しています。
※アルバム「gene」についてはインタビューをぜひ読んでください。
K逝去後にPTPの楽曲を演奏するcoldrainです。
PTPおすすめ楽曲
Sweetest vengeance
頭のシャウトで虜に。サビでは綺麗なメロディに展開し、より引き込まれます。普段歌詞は気にしないタイプなのですがこの楽曲後半のフレーズ「I just wanna sing Let me sing again」についてはKが天国で自由に歌えていると良いなと考えてしまいます。
PICTURES
先程は打って変わってとても綺麗なロックバラード。ギターの優しい音色がとても好きです。ちなみにcoldrainがカバーしていた楽曲になります。
Weight of my pride
イントロで溜めに溜めて歌い出しで一気に爆発させる展開から始まる。そしてメロディを歌い切った後にくるシャウトと吐き捨てるようなシャウト混じりのラップに心を揺さぶられます。
HOME
https://open.spotify.com/track/3udh5uDiM20sEpKCSWkOEc?si=wBeLsCWCSbqbQRIKFwn-4A
私が PTPで最も好きな楽曲。
終始哀愁が漂い続け、心の痛みにとてつもなく寄り添ってくれるように感じます。そして3分過ぎの一言だけのシャウトは歌唱法ではなく単純に心の叫びをそのまま出したのではないのでしょうか。
PTPのyoutubeオフィシャルチャンネルにはアップされていないので各種サブスクやCDでぜひ聴いてください。収録アルバムは「Another day comes」です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
正直PTPの楽曲は全てオススメなので上の曲だけでなく、全部聴いてもらえたらと思います。
そしてKのボーカルの特徴としてシャウトを歌唱法として使っているのではなく本当に心の叫びをそのまま出しているのではないかと思ってしまうことです。また、 PTPの真骨頂はバラード曲にあると思っています。
BLARE FESTに行く方は楽しんでください。
これを機にPTPがまた語り継がれていかれたらいいなー。
最後に
coldrainが主役のフェスなのにも関わらずPTPについて長々と語り申し訳ございません。
私もcoldrainは大好きですし、PTPとの関係も存じ上げております。
そのような関係性でPTPがBLARE FESTに出演することに心踊りました。
そしてcoldrainは好きだが、PTPを知らなかった方にPTPを知っていただきたく書いた記事でございます。
最後にはなりますが、BLARE FESTの成功と参加される方々が怪我なく楽しまれることを心より願っております。